【感謝状】隣家の火災警報音に「ワン」！飼い犬と連携、火災防ぐ…飼い主の男性「ほえて教えてくれたおかげ」

1: 煮卵 ★ 2024/01/28(日) 09:59:41.58 ID:rWr0R6iD9

中濃消防組合は、初期消火で火災を未然に防いだとして、いずれも岐阜県関市東山の中学校教諭船戸建志さん（31）と民生委員山下桂子さん（65）に感謝状を贈った。

同組合によると、昨年12月28日夜、船戸さんの隣の木造2階建ての民家で、空だきだった鍋から煙が上がり、火災報知器が鳴り響いた。
警報音に気づいたのか、船戸さんの飼い犬「大吉」がほえながら、リビングでくつろいでいた船戸さんを報知器の音が聞こえやすい場所に誘導。
耳をすませた船戸さんは、かすかに聞こえる警報音に気づいた。

船戸さんがその家を訪ねると、玄関は鍵がかかっておらず、中は煙で充満していた。
船戸さんは住人を探しながらガスこんろの火を止め、近くに暮らす山下さんに協力を仰いだ。船戸さんは再び住人の所在を確かめ、その間に山下さんが警察と消防に通報した。住人は不在で、けが人はいなかった。

同組合消防本部（同市西欠ノ下）で贈呈式が開かれ、内藤正規消防長（60）から感謝状が贈られた。

船戸さんは「大吉がいち早く気づき、教えてくれたおかげ。助かる可能性があるならと勇気を振り絞った」と話し、山下さんは「火災報知器の重要性を感じた。けが人がおらず良かった」と安堵（あんど）の表情を見せた。

内藤消防長は「大火事につながっていた可能性もある。大吉と2人の勇敢な行動に感謝する」と話した。

【画像】大吉