2日(現地時間)のAP通信などによると、インド警察は昨年5月、西部ムンバイの港付近で不審なハト1羽を捕獲した。ハトの両脚にはそれぞれ銅とアルミニウムの輪が付いていて、両翼の内側には中国語とみられるメッセージがあった。
警察はハトをムンバイの動物病院に送って調査を進めたところ、このハトは台湾でコンテストに参加することになっていたが、方向を変えてインドに飛んできたことを確認した。
警察はハトをムンバイ内の動物保護団体に送り、同団体は警察の許可を受けて先月30日にハトを自然に放した。ハトの健康状態は良好という。
インドでは以前にも似たようなことがあった。インドとパキスタンが領有権を争うカシミールのインド領の警察は2020年、カシミールを両分する重武装軍事地帯を越えてインド領に飛んできたハトを「スパイ」と見なして捕獲したが、パキスタンの漁民の所有と確認して放した。2016年には別のハトがインドのモディ首相を脅かす内容のメモを脚に巻いていたという理由で警察に捕まった。
中央日報日本語版 2024.02.02 16:11
https://japanese.joins.com/JArticle/314598
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