エナジードリンクの人気が高まるにつれ、その安全性に対する懸念も高まり続けている。
しかし、こうした事態は一般消費者に混乱を招くかもしれない。一部の保健当局が主張するほどエナジードリンクが危険なら、どうして広く販売されているの?
コーヒーや紅茶など、ほかのカフェイン飲料に同程度の注意喚起がないのはなぜ? エナジードリンクは実際どれくらい体に悪いもの?
真相を知るために、エナジードリンクとは何か、それが体にどのような影響を与えるのか、健康の専門家に尋ねてみた。
エナジードリンクとコーヒーのおもな違いは、カフェインそのものではなく、間違いなく糖分にある。
コーヒーは砂糖や甘味料とともに提供される場合が多いけれど、缶のエナジードリンクはコーヒーで摂取する砂糖の量を簡単に上回る。
たとえば、1サービング(約470ml)の「ロックスター」オリジナルフォーミュラには63gもの砂糖が含まれ、これは一日の推奨摂取量の127%に相当する。
そのほかのブランドは人工甘味料を使用しており、長年摂取を続けると心臓病や脳卒中のリスク上昇につながる恐れがある。
「一般的に、砂糖や人工物、高濃度のカフェインが含まれるエナジードリンクは、『ヘルシーな』選択肢ではありません」と話すダスグプタ博士。
「砂糖が添加されていない一部のエナジードリンクで、素早くエネルギーを補給できる場合もありますが、通常はコーヒーや紅茶のような天然の供給源が優れています」
エナジードリンクを飲む場合は、パッケージをよく確認して、適度に楽しむのがおすすめ。覚えておくべきおもな注意点は、砂糖とカフェイン。どちらもすぐに体内に蓄積されてしまう。
「これらの飲み物は、通常『健康食品』というよりは、たまに飲むものだと思います。
長距離ドライブ中や集中して勉強するときなど、素早く元気を出したいときに役立ちます」とジェルバシオ博士。「とはいえ、常用には向いていません」
https://www.elle.com/jp/gourmet/gourmet-healthyfood/g62902672/energy-drink-safety-25-0124/
引用元: ・【エナジードリンクはどれくらい体に悪い?】専門家の意見 「砂糖や人工物が含まれるエナジードリンクは、ヘルシーな選択肢ではありません、コーヒーや紅茶のような天然の供給源が優れています」
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