SARS-CoV-2 感染後の自己申告による健康問題はよく報告されており、数か月間続く可能性があります。しかし、COVID-19 後症候群 (PCS) の長期予後は不明です。
この新たな研究では、研究者らは、以前にPCSと診断された18歳から65歳までの982人と対照群576人を対象に調査を行った。
参加者は全員、神経認知、心肺運動、臨床検査を含む総合的な評価を受けるため、ドイツ南西部にあるいくつかの大学医療センターの1つを訪れた。
PCS患者に多くみられた症状群は、疲労・消耗、神経認知障害、胸部症状・息切れ、不安・抑うつ・睡眠障害であった。
当初PCSを報告した人の約68%が、2年目も症状に苦しんでいた。運動後の倦怠感を伴う運動不耐性は、持続性PCS患者の35.6%に報告されており、これらの人々は転帰が悪く、症状もより重篤であった。
教育水準が低い人、肥満の人、または最初のCOVID-19感染時に重篤な病気だった人も、症状が長引くリスクが高かった。
研究チームは、健康と認知能力の客観的な指標を調べたところ、持続性PCSの患者は握力、最大酸素消費量、換気効率が著しく低下していることを発見した。
持続性PCSと労作後倦怠感のある患者は、記憶、注意、処理速度を測定する認知テストで対照群の患者よりもスコアが低かった。
急性感染後2年目にCOVID-19の急性後遺症/ポストCOVID-19症候群を呈する成人における持続的な症状と臨床所見:人口ベースのネスト型症例対照研究
https://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1004511
引用元: ・【ドイツ・フライブルク大学研究】新型コロナウイルス感染後遺症の患者の3分の2は、身体運動能力の低下や認知テストの成績低下などの症状が1年以上持続する・・・教育水準が低い人、肥満の人は症状が長引く
超過死亡の大半はコロナでダメージ受けた高齢者が早死にしてるせいでしょ
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