>>2025年04月24日 16時42分 JST
更新 2025年04月25日 JST
ハフポスト
結婚の平等が日本で認められていないことに対し、司法からの厳しい判断が示されている。
法律上同性カップルの結婚を認めるよう求め、性的マイノリティ当事者が国を訴えている「結婚の自由をすべての人に」訴訟は、5つの高裁すべてが「結婚を認めていない民法や戸籍法の規定は違憲」という判決を言い渡した。
しかし政府は相次ぐ違憲判決について、最高裁の判断などを「注視する」と言い続け、違憲を解消するための動きを見せていない。
石破首相は1月、「同性婚は国民生活の基本に関わるものであり、国民一人一人の家族観にも密接に関わるので、国会の議論や訴訟の状況を注視する」と発言した。
林官房長官も3月、大阪で5つ目の高裁違憲判断が言い渡された後に、「最高裁判所の判断を注視していきたい」と述べた。
法律上同性のパートナーとの結婚を望み続けている原告は、この「注視」をどう受け止めているのか。4月23日に東京で開かれた記者会見で、原告が次のように語った。
北海道訴訟 中谷衣里さん
「全国5カ所の高裁で、満場一致の違憲判決が出ました。でも政府だけは頑なに注視するという発言を繰り返し、法整備の議論に取りかかる気配を全く見せていません。注視という言葉を、婚姻不平等状態という社会課題の先延ばしに使わないでほしいと思っています」
東京訴訟 小野春さん
「提訴をした2019年の3年前、私に乳がんが見つかり、抗がん剤治療や左胸全摘手術をしました。しかしがんの芽はすでに体内に広がり、いつ目覚めるのかわからない状態です」
「万が一にも私が死ぬ時に家族が家族として扱われず、残された家族の尊厳が踏みにじられるようなことがあれば、恨んでも恨み切れません。1日だって先延ばしされては困るのです。私たちを早く結婚させてください」
九州訴訟 こうぞうさん
「僕とパートナーの結婚を当たり前の幸せと言ってくれる母は、今年で83歳です。そんな母が何歳になるまで、国は中身の見えない慎重な検討を繰り返すのでしょうか。時間がないんです。家族のあり方の根幹に関わる問題だからこそ、一刻も早く同性婚の法制化を実現していただきたいと願っています」
続きは↓
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_68084421e4b05f43aef27e81
引用元: ・【結婚】同性カップルの結婚を実現しない国の“注視”発言に「心をえぐられる」。原告が1日も早い結婚平等を訴える [ぐれ★]
自分の事より人の気持ちを考えて下さい
いつまにか結婚の重要性を語るようになって笑う
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