
引用元: ・台湾出身者「やっと…うれしい」戸籍の「中国」表記→「台湾」可 「尊厳に関わる問題」 [662593167]
■日華懇が水面下で調整「やっと『中国』ではなく『台湾』と書ける。もっと早く…との思いもあるが、うれしい」
福井県大野市の滝波史織さん(52)は2日、戸籍の出生地について「中国台湾省~」から「台湾~」表記への変更申請を同市役所に届け出た後、産経新聞の取材にこう語った。約1週間後に申請が反映されるといい、「戸籍のコピーを郵便で送って実家の両親に見せたい」と喜びを打ち明ける。
史織さんは台湾出身で2002年、自民党の滝波宏文参院議員と結婚、同年帰化が認められた。「心から自分を日本人と思っている」という一方、戸籍の出生地欄に記載された「中国台湾省」の記載に釈然としない思いを抱いていた。
「台湾は中国ではない。私の実家がよその人に『ここは俺の家だ』といわれるような気持ち。納得できない」
台湾出身者の「中国」表記は「台湾人の人権や尊厳に関わる問題」(日本李登輝友の会)だ。是正に向けて、超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)は22年11月に戸籍PTを発足し、木原稔前防衛相や山下貴司元法相らが戸籍法を所管する法務省との調整にあたった。
滝波氏もPT座長に就任、今回実施された氏名の振り仮名記載を可能とするシステム改修に合わせ、施行規則を改正することで改正の道筋をつけた。
■「台湾は中国ではない」
この問題は、日本に帰化した台湾人の出自に関するものにとどまらない。
日本人女性と結婚した台湾の立法委員(国会議員に相当)も、滝波氏に対し、妻の戸籍に配偶者として「中国」と書かれていたことを明かした。「台湾の国会議員が、日本の戸籍上の扱いで中国にされるのはおかしい」(滝波氏)と疑問視される問題も、今回の改正で「台湾」表記が可能になり解消されるという。
「台湾出身者も台湾人にとってもうれしいニュースだ」
台湾メディアの中央通信社東京支局、楊明珠支局長も産経新聞の取材に今回の施行規則の改正を歓迎し、「台湾は中国ではない。日本政府がいろいろな形で台湾を認めてくれるのがうれしい」と語っている。(奥原慎平)
兵庫県をヤクザ県と記載されるような?
コメント