OECDは3月の見通しで今年の韓国成長率を昨年12月の見通しより0.6ポイント低い1.5%と予想したが、今回も大幅に引き下げた。主要国では米国の2.2%から1.6%に0.6ポイント下げたのに次いで下げ幅が大きかった。OECDは「昨年12月の非常戒厳宣布はそうでなくても脆弱な内需に打撃を与えた。消費者と企業の信頼は期待以下に落ちた」と指摘した。
今後の成長見通しを暗くした大きな要因は関税だ。OECDは「韓国は直接的・間接的に米国に対する貿易露出度が相当高い。(米国の)関税施行を控えて先行輸出が増加するという予想とは異なり1-3月期の輸出は減少した」と説明した。その上で「主要貿易相手国の景気鈍化が長期化し保護貿易主義が拡散すれば貿易依存度が高い韓国にもっと大きな負担となる恐れがある」とした。
ただOECDの今回の見通しは5月7日までの状況を基準として試算した数値だ。その後の貿易対立緩和の兆しが反映される場合、韓国の成長見通しには肯定的要因として作用しそうだ。実際に先月12日に米国と中国は互いに対する関税率を90日間大幅に緩和することで合意した。韓国をはじめとする各国が米国との交渉を継続し不確実性も以前よりは低くなる状況だ。
OECDは政策勧告で「内需不振を考慮すると追加的な通貨政策緩和が必要で、これは不確実性が高い状況で投資を促進するのに助けになるだろう」とした。続けて「短期的に財政支援も適切になるが、追加支出に対しては今後財政を持続可能な経路に置くという政府と野党の超党派的な約束を前提としなければならない」と明らかにした。大統領選挙で「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補と「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補がいずれも30兆ウォン以上の規模の追加補正予算編成を公約した中で、支出にともなう長期的な財政環境も考えなければならないというと解釈できる。
OECDの今回の見通しは韓国銀行と韓国開発研究院(KDI)の0.8%など韓国の機関よりは楽観的だ。IMFの1.0%とは同水準だ。
OECDは来年の韓国の成長見通しは2.2%で前回の見通しを維持した。今年の消費者物価上昇率は2.1%、来年には2%水準と予想した。
世界経済成長見通しは今年2.9%でこれまでの見通しより0.2ポイント引き下げた。米国の場合、実効関税率上昇、貿易相手国の報復措置などで成長が非常に鈍化しながら1.6%の成長率を記録するとみた。中国も関税引き上げの影響で成長が鈍化するが、財政浮揚策がこれを一部緩和しこれまでの見通しより0.1ポイント低い4.7%の成長率を予想した。
中央日報日本語版 2025.06.04 09:06
https://japanese.joins.com/JArticle/334556
※関連スレ
今年の成長見通し1.6%→0.8% 半分に引き下げ…「関税下がらなければさらに低下」 韓国開発研究院 [5/15] [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1747297787/
引用元: ・OECD、韓国の成長見通し「1%」に引き下げ…米国に続き下げ幅2位 [6/4] [ばーど★]
楽しみにしてるで李在明大酋長
let’s断交
ケンチャナヨ~🤏🤣
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